設営後のひと段落できる時間ってのもまた、たまらんです。 テントも張り終え、ある程度自分のベースが形になり、火おこしも問題なく終わればそこからはのんびりと夕食までの時間を楽しみます。 この時間もすごくワクワクするんです。 早めにチェックインをして、設営と火おこしが終わったら、ビールを片手にシャウエッセンをかじる。とにかく最高です。 <h2 id="h7a976c6b21">早めにキャンプ場へチェックインした日には</h2> 冬は日没の関係もあって、いかに早く設営できるかでその後の時間でのストレス度合いが変わってきます。それもあって、早めにチェックインをする様になったんですが、設営も終えた夕方の早い頃は、程よい設営・移動疲れと、小腹が空く時間。この時間に軽くお腹に入れながらまったりできる時間が幸せなんですね。 設営後のひと段落でシャウエッセンを頂くのは、キャンプ好き芸人でも知られるとろサーモンの村田さんが実際にキャンプでされているのを見て、「やってみよ〜」ぐらいの気持ちで自分もやってみました。 そしたら、これがどハマりです。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/4c6d96176c5d449aa0b378c0d6f64d01/0C1A1883-min.jpg" alt=""> まずは、テントを張り、ある程度必要な物をテント内に運び出したら、頑張って火付けの準備からしていきます。 フェザースティックはやっぱり難しい。広葉樹ということもあって、杉などの針葉樹に比べると木が硬いです。その分広葉樹は長く火が続いてくれます。 この日は、火付けも広葉樹だけで「なんとか行けるだろう」という謎の自信から、薪は広葉樹だけで挑みました。だからすごく硬い。フェザーを作るとき、とにかく力を入れずにゆっくりゆっくり脱力しながら作っていきます。 フェザースティックというものは難しいものですね。修練が必要だなといつも思います。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/e31478a5ff704008bd70d3c6ac9113d5/0C1A1886-min.jpg" alt=""> 木の硬さや羽の少なさ、着火に使った麻紐も少なかったこともあってか、この日はなかなか着火に苦労しました。

いつも火おこしの時には、このSOTOのスライドトーチにお世話になっています。 コンパクトかつ軽量でありながら、すごく強い火力を保持してくれるのが魅力。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/f7e9b9e1d4d54303b8016c4f098da43c/0C1A1629-min.jpg" alt=""> ずっと点火したまま使うのは推奨されていないので（私はバーナーの感覚でずっとボタンを押して火を灯したままにして、着火のための落ち葉などに火をつけるようにしておりました。。。）着火剤となるものに軽くでも火がついたら、ボタンから手を離すようにするべきな様です。反省。 そして最近はこのガストーチに関して、またやらかしてしまっています。 寒さが増してきたのにも関わらず、ガス補充を”通常のガス”で補充しているので着火がうまくいっておりません。 痛恨のミスであります。。。 補充に使えるガスは通常のレギュラーガスとパワーガスの2種類あるのですが、 何も知らず「ガス補充しなくちゃ〜」ぐらいの軽い気持ちで、通常のレギュラーガスを十分すぎるぐらいに詰め込んでおりました。点火してみると、気温が低い中なのでガスの中のプロパン？の量が足りないようで、うまくつきません。 冬場使われる方はご注意ください。 気温が落ち着く春過ぎごろまで、このレギュラーガスで満たされたガストーチは封印するしかないのか。。。と、気が重い所です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/427e879bfdb041f18578f5498d830eca/0C1A1890-min.jpg" alt=""> さてさて、枯葉なんかを駆使しながら、なんとか火をつけました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/58b966cebc08413e87d86e8d58cb96bf/0C1A1894-min.jpg" alt=""> 火の温もりが身に染みます。そして、火によって弾ける木の音もいい。 火付けのことを長々と書き過ぎましたが、温もりと音とを感じながら、いよいよシャウエッセンの時間です。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/89495ef1881d4713b8875d63f49b443c/0C1A1896-min.jpg" alt=""> 小さなシャウエッセンがあることに、この日初めて気がつきました。サイズ感もちょうどいいです。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/0f10915ae06d4cdebfce6189a8d44a30/0C1A1898-min.jpg" alt=""> <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/ffbfa44d336a4f29ac8ebf7c0c4ad5fa/0C1A1895-min.jpg" alt=""> スーパーでビールを買うのを忘れていたので、今日は途中のローソンで手に入れたビールをお供にしました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/d6317d8502194135a7875fae51d45044/0C1A1899-min.jpg" alt=""> そんなこんなで、いい感じに色づいたシャウエッセンを口に入れますと、一人項垂れてしまいました。 誇張することなく、一番美味しいです。本当に、一番美味しい。 とにかく一番美味しい。 寒さもあって、暖かいウインナーが身に染みます。そして、寒さがさらにビールを冷やしてくれて、最高のコラボレーションが体全体で感じられます。設営で程よく疲れ、喉も乾き、小腹も空いている頃合い。とにかく沁みるんですね、これが。 ---早めにチェックインをして、ゆっくりまったり夜までの時間を過ごす。 キャンプの新たな楽しみ方を行く度に見つけられている気がして、楽しいです。 ぜひ少し早めに設営が終わって時間に余裕ができそうな時には、「シンプルウインナー」を楽しんでみてください。 冬場は装備的にも気力的にも、なかなかキャンプに行ける機会が少なくなるところではありますが、またキャンプへ行ける隙があれば「シンプルウインナー」を楽しみます。

早めにチェックインをして、設営と火おこしが終わったら、ビールを片手にシャウエッセンをかじる。設営と移動で程よく疲れ、喉も乾き、小腹も空いている頃合いに、全身に沁みわたるひと時を存分に楽しんだソロキャンのレポートです。


早めにキャンプ場にチェックインしたら、ゆっくりおつまみを楽しみたい - のんびりソロキャンプ記

ソロキャンはこんなにも贅沢なのかと、ひっそりと森の中で一人感嘆せずにはいられませんでした。 そもそもキャンプデビューはグループでのキャンプから。これまで友達や家族と大人数でワイワイと、いろいろな料理を作って味わって、お酒を飲みながらいろいろなことを語らって、最高の時間を過ごしてきました。それとは別に、昔から一人で何かをやることが好きな性格もあってか、ソロキャンプへの憧れもありつつ。 初めてのソロキャンプに挑戦します。 <h2 id="hd2c56e2d79">贅沢な時間が流れるソロキャンプ</h2> 今回お邪魔したキャンプ場はスマホも圏外となる場所。 その日は平日だったこともあり、宿泊されるのは私以外誰もいないといった状況です。 着いた瞬間他に誰もおられないと聞いて、かなり山奥ということもあって正直不安でしたが、、、それでもやはり高揚するものですね。ワクワクしながら荷卸してサイトへ向かいます。 ちなみに、ソロキャン後にたまたまYouTubeのショートで見たのですが、こういった完全に一人の状態を「完ソロ」というそうです。ソロキャンデビュー初日から完ソロとのことで強烈な思い出となりそうです。 サイトにつくと早速テントを立てて本日の拠点作りに勤しみます。この瞬間がキャンプの醍醐味の一つでもある気がします。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/a76bdb92bac94becadd0cfa7c74c53d0/0C1A1571-min.jpg" alt=""> テントはまだソロ向けのテントを持っていないため、家族共用で使っているワンポールテント「Coleman エクスカーションティピー/325 II」を持って参りました。

3人ぐらいまで入れるような広々としたテントなので、一人で立ち上げられるかが不安ではあったのですが、高さもあって格闘する場面がありつつも、なんとかうまく立ち上げることができました。 <h3 id="hcf46463204">柔らかい地面でのペグ打ちの難しさ</h3> そんなテント設営なのですが、今回特に難しいなと思ったのがペグ打ち。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/634cb520d77b4037923beca520f8bb47/0C1A1555-min.jpg" alt=""> 前日まで天候がすぐれなかったこともあって、地面がまだ濡れている状況。地中部分は水分を含んでいるような状態でありました。 なので、土質が結構柔らかくなっています。それもあってかペグが浅いとテントに引っ張られてしまい、「掘り上げられた野菜」のような感じで、ペグが地表に中途半端な形で浮き出てきてしまうといったことがありました。 打った瞬間は良さそうに見えても、段々とテントのテンションによって出てきてしまうので難しいものですね。 地面の質が柔らかいときはしっかりとペグダウンをしてあげないとダメなんだな〜と、勉強になります。 <h3 id="h0405917e87">火付けに苦労</h3> テントが準備できたので、荷物を置いて少しレイアウトを組んだらすぐに焚き火の用意をします。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/e67baba684f642b982539a9659970c9f/0C1A1576-min.jpg" alt=""> 焚き火セットには、Tokyo Campさんの焚き火台とZEN Campsさんの焚き火シートを。 管理人さんから「サイトの周りにたくさん落ち葉や枝がありますから、好きに使っていいですよ」といったような有り難いお言葉をいただいたので、周りに落ちていた木々を拾って、葉を着火剤に火付けをしますが、 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/43a0ee08205d430db09a12dd7e49d9c9/0C1A1577-min.jpg" alt=""> なかなか火がつきません。 地面と同じように落ちている枝葉も当然湿っていて、乾いているように見えても案外水分を含んでいることを知ります。 これまでもキャンプやバーベキューで何度も火をつけてきましたが、ここまで湿った葉や木を使ったことはあまりなく、自身の見通しの甘さを痛感しました。。。 買ってきていた薪を何本かフェザースティックにして、SOTOのスライドトーチを当て続けることでなんとか火をつけることができました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/f7e9b9e1d4d54303b8016c4f098da43c/0C1A1629-min.jpg" alt=""> <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/bf9fdcc18fea480c87a93872a50da77b/0C1A1630-min.jpg" alt=""> このスライドトーチにも毎回助けられています。コンパクトながら力強いので、ソロキャンにはうってつけのギアだと思います。 <h3 id="h1ad96f085d">炊飯とチーズタッカルビ</h3> チェックインが16時からで火が沈むのも早くなってきたため、無事に火付けできた頃には当たりは薄暗くなっていました。 急いで夕ご飯の支度をします。 今回はメスティンでご飯を炊き、メインにチーズタッカルビを作ってみました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/0f6826f31f7d4303a41b75a6acbfc88a/0C1A1582-min.jpg" alt=""> <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/966ba134df314a589898c5e45ffa7f5b/0C1A1596-min.jpg" alt=""> メスティン、非常に使い勝手が良いです。 美味しそうにふっくらとご飯を炊くことができました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/b2bedf09727e41199358c0004ded6e12/0C1A1598-min.jpg" alt=""> チーズタッカルビを準備していきます。 フライパンには直火でガシガシ使うことができて、洗うのも簡単なことから人気のあるニトリのグリルパンを。今回は小さいサイズを持ってきましたが、一人前にちょうどいいサイズです。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/19f5e81577f04a4486b06c47061de33d/IMG_3173-min.jpg" alt=""> 頑張って炒めて、炒めて。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/8047c38d51eb4291b5034f129ce4d0e1/IMG_3174-min.jpg" alt=""> チーズが溶けるのを待って <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/5402d22680c14fa599a2de55ba84eb49/IMG_3176-min.jpg" alt=""> 完成です。 初めてチーズタッカルビに挑戦しましたが、いい感じにできました。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/4e0dd4e152ca4bc6b2ce8f5e70208e71/0C1A1595-min.jpg" alt=""> ハイボールと一緒にお料理を楽しみます。 こちらのスノーピークのチタンマグも今回初めて持ってきたのですが、憧れて我慢できず買ってしまいました。かっこいいな〜と思います。デザインが洗練された感じが絶妙で、これを見るだけでも心が躍るくらい素敵なマグです。お高いですが、買ってよかった。。。。。 <h2 id="h40dfec8f88">「キャンプの朝」のためにキャンプへ行きたくなる</h2> そんなこんなで迎えた朝、その日は晴れていたのでとにかく気持ちよかったです。 朝方には4、5度ほどの気温になり、寒さを感じて追加でアウターを着込んで寝袋に入り直しました。それでも、夜は思っていたよりも眠ることができて満足であります。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/8bc1dbf5c3b4441694680850988e1937/0C1A1614-min.jpg" alt=""> 林間サイトということもあって朝日が木々の隙間から覗く感じが堪らなく、葉も少し色付き初めていたため、圧巻の景色が目の前に広がります。 こんなにも贅沢なものなのかと、しばらくぼーーーっと空や木々を見上げていました。 これまではキャンプといえば焚き火がメインな気がしていたのですが、今回で気持ちが大きく変わります。 雨でなかったことももちろんですが、こうして迎えた朝の清々しさを求めて、またキャンプへ行きたいと、そんなことを強く思ったほど。それほど晴れた日の朝のキャンプは最高なものでした。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/f7fea2dd6c0449569d2d3120413a91ff/0C1A1608-min.jpg" alt=""> 朝一のコーヒーを楽しみ、ホットサンドを作る予定でしたが、メーカーを忘れてしまったので小腹対策で持ってきていた「うまかっちゃん」をいただきます。 <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/8fcd2e2a0132435da67504b23f49ef70/0C1A1623-min.jpg" alt=""> <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/243d919580ff420b824a81a30653a4ba/0C1A1626-min.jpg" alt=""> ハムをちぎって見た目が雑になりましたがご愛嬌。心から温まるような気持ちに包まれながら、朝から美味しくいただきました。 <h2 id="h73ad10369d">初のソロキャンで新たな経験値を得られた</h2> <img src="https://images.microcms-assets.io/assets/aad3c379fa594b45a0a6df082aaf8743/0c2e2ae904224cd9ae2ac0accb98b269/0C1A1617-min.jpg" alt=""> ---長々となってしまいましたが、初ソロキャンのレポートでした。 様々失敗して学びもありましたが、特に気付けてよかったことが「朝の素晴らしさ」です。もう本当に気持ちの良いものでした。以前行ったキャンプでは土砂降りの朝を迎えたのですが、今回は晴れた朝。 そんな日のキャンプの朝が、ゆったりと贅沢な時間であることを知られたのは最高の収穫だったように思います。

初めて挑んだソロキャンプで感じた魅力や心躍る発見、気をつけたいと思ったことなどを含めてレポートしました。ソロキャンプに向いている魅力的なギアたちも併せて紹介しています。

ソロキャン

早起きした朝に